三寒四温、春の訪れを感じる中、今回の研修も多くの会員の皆様にご参加いただきました。大変お疲れ様でした。
東日本大震災や新型コロナウィルス、私達は自然災害や感染症といった災厄に対して目を背けられない状況と向き合ってきました。
もっと言えば、他国からの攻撃の危険性やサイバーテロ。
考えてみると我々の生活は実に多くの脅威に晒されています。そういった災厄に見舞われた時、どう対処すべきなのか。
自分を守ること、家族を守ること、地域の人達を守ること、どれも大切だと思います。そして我々は働く者として、自分達の組織を守ることや、自分達が今できることを行うことで、被ったダメージへの対応に貢献することが求められていると思います。
その事に気付かせてくれたのがBCPというものではないでしょうか。
作成が義務化されるから作る。最初はそれで精一杯かもしれません。
しかし、実際に起こる可能性が極めて高い事象に対し、それに備えるということの大切さを、我々はBCP作成を機に、今一度考えてみなければならないのだと思います。
会員の皆様も、試行錯誤しながらのBCP作成であろうかと思いますし、始めてのことなので、皆そうなのだろうと察します。
今回の研修は、BCP作成に未着手の方、作成途中の方、完成された方、いずれの方々にもお役に立てる、またヒントになる、そういった内容であったと思います。
あなたが考えるBCPの意義とは何でしょう。
・かもしれないをだと思うと想定すること
・今まで行って来た事業を今後も継続していくことの必要性
・災害・コロナ感染、緊急時にどのように自身が行動すればよいか決めておけるツール。
・災害、感染症に直面している現実に事業所として危機管理として取り組むことは避けられないと思います。
・有事の際に慌てないための準備、さらに関係機関に迷惑を掛けないための準備ができる事
・予防対策と発生後の対策の周知により利用者や事業所(職員)を守ることができる
・災害や感染症など思わぬ緊急事態に遭遇した時の迅速かつ安全な対処が可能な手順方法のマニュアルとしてなくてはならないもの
・非常事態を想定した行動の文書化は従業員の安全を確保する意味でも必要と感じました。
・非常事態時に具体的な行動計画
・東日本大震災、新型コロナ感染症の猛威を経て、私たちは生活しています。
命を守る行動はもとより、自社や、担当する利用者・家族、関係するサービス事業者も守るという供給責任があります。
現行の災害マニュアルだけでなく、事業継続計画を策定し、職員で周知、実際に発動した際に”使えるもの”、地域からも信頼される事業所を目指したいと思います。
・自然災害
・人的災害が起きた時にも混乱せずに早期復旧を可能にするために必要なプランと思いますが、マニュアル作成よりも訓練の方が必要だと思います
・従業員、利用者を守るためのもの
・非常事態からのいかに平常化に持っていくかの具体的な行動計画がいかに必要かと思います
・業務継続は仕事の内容的にミッションと考えます。
生命や生活に関わるのでBCPは大切な計画と思います。
・業務が通常通り進むように目的を立て計画を作る
・ご利用者様が少しでも早く日常生活を取り戻すために、事業者もなるべく早く事業の継続が行われ、それに対応すためのもので 平常の時に冷静に計画を立てていくこと。
・私たちの使命は、ご利用者と介護しているご家族が自分らしい生活を地域で続けられるように支援することなので、被災したご利用者の安全が確保できず生命に関わる状況にならないよう、また今まで受けられていたサービスが受けられず持病が悪化しないようにするために、災害で中断せざるを得なかった事態を出来るだけ早く現状に戻す事がBCPの意義だと思いました。
・災害時の被害を減らし、被災からの回復を早める効果がある。
・地域の介護保険システムをどの状況下でも運用させること。
・事業運営を継続する事により担当の利用者に対して責任を果たしていけると考える。 また、従業員に対しても訓練等を通して非常時における自らの役割を周知させ、より早く事業の復旧を図る事が出来る。そのことが従業員の生活も守っていく事と考える。 2011年3月11日 藤沢駅は大勢の帰宅困難者であふれて、当日独居の利用者へ連絡がとれず自転車で湘南台まで走った記憶が新しい。みその台の坂道で自転車がこげなくなり、3月なのに汗だくで自転車を押して歩いた。BCP策定が当時もっとしっかりあればせめて平坦な道をチョイスできただろう。笑い話ではあるが、その時をきっかけに拙いながら自分たちなりに緊急時の対応表を作成した。感染症もクラスターを経験していかに普段何も出来ていなかったのかを思い知った。「転ばぬ先の杖」意義は十分にあると思う。
・災害等で通常の業務体制を維持出来ない時でも、ご利用者への支援を行うための優先順位の意識づけ(備え)だと思います。
・災害発生時に可能な範囲で、現状の把握、居宅サービスの実施状況等、又被災により状態の悪化問うが予測される、利用者や家族に対して、状況に応じた居宅サービスが提供できるように関係機関と事前に検討や調整をしておくことで、速やかにサービスの提供が行えるように対策をしておく。
・法人としての対応を明確にする基準、混乱を防ぐ為の指標
・高齢者を支える職種として災害や感染症などの時にどのような対応ができるかを考えておく事は必務だと思っています。災害時などはその時にマニュアルがあったとしてもその通りに動けないとは思いますが、BCPを作成しておけば何を優先的に行うべきかを考え行動できるようになるためにはBCPが必要であると思います。 ・無くてはならないもの。と考えている。法人内では自然災害BCPはほぼ完成し、感染症BCP作成には未着手であったため、今回ご提案頂いた書式を活用しようと思っている。今回のコロナ禍クラスターにおいてもマニュアルがあるにも関わらず、現場が混乱したのが現状。今後、必ず起こるとされている自然災害。利用者、職員のため、BCP作成は必修。 ・新型コロナや東日本大震災など身近に考える場面があった事で、事が起きる前にBCP準備は必須だと感じています。
・事業継続に必要なもの
・緊急事態に遭遇した時に、事業継続ができるように、普段から計画を立てておく事
・業務を継続していくための事前の準備、心がまえ、責務 ・感染症や災害等の緊急時に利用者、職員の命を守る事を第1として、必要な介護サービスを安全に継続的に提供できる体制を構築する事。
・利用者の生活を守るため礎
・従業者、家族、利用者様、利用者様ご家族の命、安全を守ることだと思います。
・事前の準備と日頃からの訓練が大切だと改めて感じている。
・緊急時の混乱している状況の道しるべとなる
・リスクに対する備え、持続可能な事業所を目指す
・備えとして従業員への周知(事前準備から対策対応など)
・事前に計画を立ててみんなで共有し早急に活動できるということは有意義なことだと思います。
・事前に様々な想定や準備ができることにより、利用者、利用者の家族、職員、職員の家族、関係機関との連携など、BCPを意識する前に比べて心掛けるべきことの視野を広げることができた。
・事業継続のため感染症対策が出来ることですぐに対応できる。
・この後の感染対策として備えておく事は重要と考える。
・想定外の事が起こるから混乱するわけであり、想定を常に更新していく事に意義があるのではないかと思われます。
・被災後も業務を速やかに回復させ維持できる道標
・今後大きな災害が来ても 平時に備える事ができるプラン 本日はZoomの研修でしたが、感想や今後の改善点などをお聞かせ下さい。
・講師がマスクをしていたため聞き取りづらかったです。
・大久保さまの声が聞き取りにくかったので、マスクを外してお話しをお願いしたいです。 分かりやすい説明でした。資料が少し見にくかったので、事前にリンク先等を教えて頂ければ、用意でき、良かったのではないかとおもいました。
・資料がわかりやすかったです。講義もゆっくり丁寧でした。
・セミナーを通し今後想定される災害や感染症を再度従業員と考えていく機会が持てました。
・講師の方のマスク着用などで声が聞き取りにくかったです
・とても聞き取りやすかったです
・マスクをされていると少し聞き取りにくかったです
・問題なく参加できました
・講師の方はマスクを外しても良いのでは
・Zoomは北部の事業所にとっては距離的に参加しやすくありがたいです。
できれば今後もハイブリットでお願いします。
・何となく作成の方法が理解できました。
・もう少し短時間での説明と、質問時間などもう少し長い時間で欲しかった。
・問題なく講義を受けることができました。参加しやすいと思います。
・手軽に参加できるのでZOOM研修は良かったです。また、発言者の声もはっきりと良く聞こえるので助かります。
・Zoom研修は自分の事業所で受講できるので負担が少なくて助かります。
・今後はこの方法で必要と思われる研修を行って行くべきであると感じます。
・集合研修はまだ感染のリスクが伴いますのでありがたいと思います。 会場へ行く時間も勿体ないので、今後もお願い致します。
・シートの活用は整理しやすいと思いました。BCPの前提より内容についてもう少し詳しい内容だと尚良かったです。
・今回はとても分かりやすく、一人ケアマネでも対策が出来そうです。やはり一度研修を受けただけでは、難しいです、何度か受けてよくわかるようになりました。
・BCPの説明に使用した書式を頂きたかった。マスクをしての説明は声がこもり聞こえづらかった。
・とても参考になる研修でした
・とても解りやすい研修でした。これを機会に取り組みたいと思っています。
・出来れば以前のように集まって研修を受けたい、普段会えないケアマネに会える。
・移動時間がない分、業務への支障が少なく、感染防止の観点からも良いと思います
・今後はハイブリッドで開催を目指し、会員の皆さまが参加しやすい研修としたい。今回の反省を生かし、積み重ねよりスムーズに行えるようにしたい。
・今回の研修で災害や感染症の事業継続の重要性を再確認できたように思います。 できる所から着手していきたいです。
・司会の方の声が綺麗で聴きやすく素敵でした。
・ZOOM研修でしたが、資料などもわかりやすく大変に勉強になりました。対面での研修だとお互い顔をみて話し合いなどできるとまた良いのだろうなと思います。
・Zoomの方が参加しやすいです。
・言葉が聞こえ辛かった
・BCP作成にする際に具体的に「どこまでどのように」と迷う点が多かったが研修で明確になった部分が多かった。
・今後もZOOMの研修が受講しやすいように思います。
・今後もZoomを利用した研修を継続して欲しい。会場に行く時間の削減になり、職場、自宅でも受講ができるので研修に参加しやすいと感じた。
・出来れば福祉系の事業所の例があると分かり易いと思いました。
・会場での参加とzoomと両面で選べたら良いです。
・はじめてzoomでの参加でしたが有意義でした。
・Zoomだと時間内に終わるので仕事の予定が組みやすくいいと思います。
・Zoomは地域的に遠方の居宅にはありがたいです。
・1事業所1台のアカウントだったので、できれば個々人で聞けるとありがたいです。 今後研修で取り上げてほしいテーマ(内容)がありましたらご記入ください。
・法定研修 ・来年から義務化とのことですので、難しいことも多くBCPの講義を再度お願いします。
・BCPについての社内研修や訓練についての具体例
・社会資源の活用法
・とくにありません。
・情報セキュリティー事故等のBCP研修を行ってほしいです。
・BCPの訓練実例
・今は必要ない
・ハラスメント(カスハラ等)対策について 虐待予防委員会等の具体的運営の仕方等
・適切なケアマネージメント手法について
・ケアマネと医師との連携の必要性が増しているので、ケアマネの医療知識の不足を補うために病気に関する知識と対応等の研修があると良いと思います。
・介護保険制度改正について
・居宅運用で必須とされている計画問題の研修をお願いしたい。
・1.今後の法改正について。
2.体力のある事業所を作るには。
3.利用者に選ばれるケアマネ等 アンガーマネジメント
・今回のような事業所の義務として取り組まないもの
・BCPの運用方法、定期見直し、机上研修等
・苦情対応について
・居宅介護支援事業所を運営していくうえで必須になる研修
・カスタマーハラスメントなど
・実地指導やケアプラン点検について
・作製例をご紹介いただきたい
・災害体験者の話しを聞きたい
・他職種連携など
・ケアプランデータ連携システムについて
・在宅生活が限界にきつつ本人にどうやって説明し、納得、施設に入れるように利用者自身が判断出来る様に環境とチームで対応している例題があると助かります。
・独居の方が在宅が難しくなった時に施設に繋げていける等の事例検討。
・成年後見人制度について
・インフォーマルサービスのあれこれについて等
・高齢者世帯で複数の課題をもつがキーパーソン不在等困難な事例についての検討